首都 | ローマ |
言語 | イタリア語 |
人口 | 59,870,000人(2008) |
面積 | 301,230km² |
解説
1796年春、南アルプスを越えたナポレオンは、「兵士らよ、私は諸君を世界一の沃野に誘導したい」と演説、分立する小邦を従え、10月にはフランス三色旗の青を緑に変えた旗をイタリアのシンボルとして承認した。
しかしナポレオンの没落により、イタリアは再び小邦が分立、多くがオーストリア、フランスなどの支配下になり、この旗は使われなくなった。
しかし、19世紀前半の炭焼き党や、続く青年イタリア党による運動、そしてサルディニアのヴィットリオ・エマヌエレ2世(サヴォイ王家)らによるイタリア統一戦争では、この三色旗が掲げられ、1860年のイタリア王国成立を導いた。
同王家の紋章をつけた三色旗が国旗として定められ、1946年まで存続。戦後の1948年、紋章なしの三色旗となった。
3色は自由・平等・友愛を表わす。