首都 | マスカット |
言語 | アラビア語 |
人口 | 2,845,000人(2008) |
面積 | 312,460km² |
解説
アラビア半島東端、ペルシャ湾の入り口に臨む国。
中世にはインド洋貿易の拠点として栄えた。
16世紀以来、ポルトガル、イギリスの勢力が迫ったが、かろうじて独立を保持、貧しくとも静かな宗教的な国だった。
1964年、油田が発見され、1967年から輸出開始。
現在、日本が最大の輸出相手国となっている。
1970年に、それまでのマスカット・オマーン土侯国の国名を変更し、以後、急速に近代化を進めた。
国旗の整備もこうした一連の国家近代化の中で行われ、1972年に国旗を制定。
紋章は、この国特有の短剣カンジャルと2本の太刀を組み合わせたもので、スルタンの権威を表わしている。
赤は外敵からの国の守りを、白は平和を、緑は繁栄を表わしている。
1995年11月18日の独立25周年記念日に、それまでは赤が縦の5分の1であったものを、白赤緑の帯が同じ幅になるようデザインを変更した。