ラジオ、テレビ出演のお知らせ

松沢一鶴参事(後列右から4番目)、松戸節三式典課長(その左)などオリンピック組織委競技部式典課のみなさんと。後列、「両手に花」が筆者。このほか、森西栄一さんという聖火リレー係長がいたが、海外出張中だった。これだけで、開閉会式、表彰式、メダルの作成、聖火リレー、国旗・国歌など式典に関するすべてを担当した。

事務局は開会数か月前まで、現在の迎賓館、旧・赤坂離宮にあった。式典課はその2階・羽衣の間。現在は首脳会談の議場や祝宴の集合場所になったりしているようだ。写真はその裏庭で。

直径3センチという巨大?な胆石の摘出手術を受け、ようやく退院し、自宅静養中の身ですが、かねてからの要請で16日午後3時から15分程度、福岡のKBCラジオの「PAO~N」(パオーン)という番組に出演します。

この番組は毎週月~金まで、放送されるもので、その中のカンパニー漫遊記「東京オリンピックカウントダウン」というコーナーで、沢田幸二アナウンサーほかからの質問にお答えするものです。

具体的には、オリンピックでの国旗製作や掲揚に当たっての工夫や苦労などについてのようです。

15日までの入院のことはまだしも、最近のことはなかなか思い出せないのですが、50年前の日々のことはよく覚えていますから、大丈夫かと思います。

実は、先日も2回にわたりフジテレビの年末番組の収録をしました。大晦日、紅白歌合戦の裏番組で23:20ころから、1964年の東京オリンピック閉会式について数分間出演します。あの時の閉会式、各国の選手が混然一体となって、交じり合って入場したのです。日本でこんなにも大勢の、世界の若者が一緒になって、肩を組み、腕を組みながら天皇陛下をはじめブランデージIOC会長や各国首脳が居並ぶ貴賓席の前に入場してきたのです。

その場に組織委の職員として関わった、その時の私の感動は生涯の宝です。


この写真のあたりまではまだ選手役員が整然と行進していたのですが…
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