いやぁ、いい試合でしたね。W杯の緒戦、開催国ブラジルと強豪クロアチア。オウンゴールでクロアチアが先制したときは今回のW杯は大混乱になるかと興奮しました。
少し落ち着いた今、国旗の話をしましょうね。
ブラジル国旗の星の配列は共和政が樹立された1889年11月15日の朝(8時30分)のリオデジャネイロの空を写しているもの。旧宗主国ポルトガルの国旗にもある天球儀から採った者ゆえ、星の配置は地上からのものと左右が反転しているのです。27個の星はこの国を構成する26州と1連邦直轄区(首都ブラジリア)を表しています。
一方、クロアチアの国旗の紅白のチェック模様は、シャホヴニツァ(Šahovnica)と呼ばれ、古来、クロアチアのシンボルである。5つの紋章は左から、中央クロアチア、ドゥブロヴニク、ダルマチア、イストラ、スラヴォニアの5つの地域を表しています。
そこで両チームのユニフォームです。カナリア・イエローと言われる黄色が目立つ、緑と青も使ったブラジルのユニフォーム、そしてシャホヴニツァを生かしたクロアチアのユニフォーム。いいですね、両方とも。
それに比べて、わが日本のサムライ・ブルー、私は好きじゃないですね。今回も早起きを何とも思わない「年寄りらしく」、早朝から応援しますが、日本からあのブルーを想像するのは世界広しといえども、日本のサッカーファンが中心。やはり1964年の東京オリンピック、68年のメキシコ・オリンピック(日本は銅メダル)のように、ナショナル・カラーというべき国旗「日の丸」の色に戻すべきではないのかな、と私は思う。
ま、今大会で決勝リーグに行ってくれれば文句は言いませんが…。
画像はいずれもNHKの中継画面から(6月13日)。