ウィキペディアにこんな表が出ていた。
Table 2: Top Flags of Convenience(Source:The World Factbook、2012)
この表はウィキペディアによるものだが、日本の船の多くが法的にはパナマに、ドイツの船はリベリアとアンティグア・バーブーダに、そしてギリシャの船はマーシャル諸島やマルタに、中国の船がカンボジアやセントビンセント・グレナディーンなど便宜上船籍を置いている傾向が解る。
便宜置籍制度には税法や乗組員関連の好都合なことがあるが、その一方で、麻薬や武器など違法な取引に悪用されがちなこともあり、問題なしとしない。
ここでは、他のことではめったに見る機会がないのに、横浜や神戸といった日本の港のみならず、ニューヨーク、ブレーメン、ロンドンなど大きな港に行けば必ずといっていいほど見ることのできる国旗を改めてご紹介したい。
加えて、な、な、なんと海のない(はず)の国(内陸国)ボリビアとモンゴルが便宜置籍国になっているというのだから、解りにくい。