首都 | バクー |
言語 | アゼルバイジャン語 |
人口 | 8,832,000人(2008) |
面積 | 86,600km² |
解説
カスピ海のほとりにある、古くからの石油の大産出国として知られている国。
青はトルコ系民族の古くからの色で、澄みわたる空、カスピ海を、赤は独立を守る強い意思と近代化と民主化を進める決意、緑はイスラムの国であることを表し、イスラム諸国の国旗に共通な月と星が描かれている。
但し、星は八稜星であり、8つ部族(アゼルバイジャン、オスマン、チャガタイ、タタール、カザフ、キプチャク、セルジュク、トルクメン)を表している。
ソ連邦崩壊の兆しの見えた1989年に主権宣言を採択、1991年にアゼルバイジャン共和国となり、現在の国旗が採択された。
このデザインは1917年のロシア革命時期に独立したアゼルバイジャン民主共和国時代と同じもの。
ただし、補色関係にもあるこの三色が直接接触したデザインは、色彩学上、好ましからざるものとして、実は、美術の専門家や国旗研究者、紋章学者などから高い評価を得ていない。