首都 | アンタナナリボ |
言語 | マダガスカル語、フランス語 |
人口 | 19,625,000人(2008) |
面積 | 587,040km² |
解説
アフリカ諸国では、いつの日かの統一を目指して赤黄緑を共通の色として用いた国旗が多いが、この国は違う。
白と赤は、この国の中央部にいる最大部族で、フランスが来島するまでは支配的な部族だったメリーナ(ホア)族の伝統的な色であり、マダガスカル国民の多くがアフリカよりアジア系であることを示している。
緑は、海岸地方に住んで、独立後は政府の中枢部を占めているベツミサラカ族の色である。
1959年の国旗制定当時、これまでにないT字型の配色について尋ねられたマダガスカル政府の高官が、「こんなに次々に独立国が増えると、限られた色で国旗のデザインを決めるにはこうでもしなくては…」と言ったと『タイム』誌に報道され話題になった。
3色で自由・愛国・進歩を象徴。ベナン国旗と異なり、3色が同じ大きさの長方形である。
1960年に独立。