首都 | ベルリン |
言語 | ドイツ語 |
人口 | 81,750,000人(2008) |
面積 | 357,021km² |
解説
第二次世界大戦に敗れたドイツは、それまでの「鉤十字(ハーケンクロイツ)」の国旗をワイマール共和国時代の黒赤金(黄)の旗にもどした。
帝政時代は黒白赤の横三色旗。
現在の国旗は、1813年、ナポレオンと戦ったプロイセン軍に参加した大学生を含む義勇兵の“黒服・赤い肩章・金ボタン”に由来している。
ドイツは長らく小邦に分かれていたが、ナポレオン戦争の後、急速に統一運動が起こり、その中心はイエナ大学をはじめとする学生たちであった。
1832年5月27日、ババリア憲法発布記念日を祝して、学生を含む3万の群衆が、この旗を掲げて「ドイツ統一」を叫び、同領プファルツのハンバッハの古城で祝宴を開いた。
これは、きわめて早い時期のこの旗の使用と伝えられている。
東ドイツの国旗は、この旗にハンマー、コンパス、麦の穂の紋章をつけたものだった。