首都 | アンドラ・ラ・ベリャ |
言語 | カタルーニャ語 |
人口 | 69,865人(2004) |
面積 | 468km² |
解説
フランスとスペインを隔てるピレネー山脈の中にある、面積わずか453k㎡の極小国。
人口は6万人余。
カタルーニャ語を公用語とするが、フランス語もスペイン語も自由に通じる。
1278年以来、スペインのウルヘル地区司教とフランスの元首を共同でアンドラの元首とするというユニークな統治の下で、限定的に主権が認められてきた。
税金は2年ごとに交互に納められ、両国の通貨がそのまま使える。
国旗も2つあり、同じ色の縦三色旗と、横三色旗。
いずれもフランス国旗から青、スペイン国旗から黄色、両国旗に共通の赤から成る。
1993年3月、共同元首の拒否権を廃止するなど主権確立を強化して自主性を強め、同年秋、国連にも加盟した。
中央の紋章も両国との複雑な関係を反映したもの。紋章を除くとルーマニア、チャドの国旗とほとんど同じ。