ハイチ共和国

ハイチ共和国の国旗
首都ポルトープランス
言語ハイチ語、標準フランス語
人口10,033,000人(2008)
面積27,750km²

解説

ナポレオン全盛期の1804年、フランスがヨーロッパ各地の転戦で取り込んでいた隙をついて、巧妙に独立した。

エスパニョール島を東のドミニカ共和国と分ける。

黒人主体の島。

1821~1844年まではドミニカ共和国をも併呑していた。

現在の国旗は1964年に制定。

それまでは建国者デサリーヌが考えた、青と赤の縦二色旗だった。

デサリーヌは、フランス国旗の白が白人を連想させるということで、これを省いて青赤の二色旗とした。

紋章は、隣国のドミニカと対照的に戦闘的で、大砲、ライフル、太鼓、トランペット、軍旗といった勇ましいものから成る。

下のリボンにはフランス語で「団結は力なり」という国標が書かれている。

紋章の中央のヤシの木の上には、フランス革命の時、革命を支持する市民たちがかぶった“自由の帽子”が描かれている。