首都 | カブール |
言語 | パシュトー語、ダリー語 |
人口 | 28,150,000人(2008) |
面積 | 652,225km² |
解説
イスラム諸国に共通な4色とモスクを主体にし、麦の穂と剣で囲む紋章から成る。
紋章はモスクやミフラーブ、説教壇などからなる紋章である。
ミフラーブ、すなわち聖龕(せいがん)はモスクの中にあって、メッカの神殿の方向を示す壁上のくぼみのこと。
信者はモスクではミフラーブの方角に向かって祈祷する。
アフガニスタンの国旗は、この国の数多くの政変や国難に準じ、過去100年の間に数多く変更されてきた。
1979年のソ連邦によるアフガン侵攻以来だけでもその数は10回を数える。
現在の国旗は2004年1月4日に憲法の制定とともに採択されたもので、アフガニスタン王国の時代(1930~1973)の国旗と基本的な構成は同じであるが、以下の点が補正された。
- 国章の上部にイスラム教の五行のひとつであるシャハーダ(信仰告白)「アッラーのほかに神はなく、ムハンマド(モハメット)はアッラーの預言者なり」を加えたこと
- アフガニスタンの独立を導いたアマヌッラー王が法治国家としての基本法を制定し、独立国としての形を整えたイスラム暦1298年 (グレゴリオ暦では1919年)の表示がパシュトゥー語で記されたこと
- 麦の穂の一番下に国号を記したこと
黒は外国から侵略をうけた暗黒の時代を、赤は独立戦争以来、国を守るために流された血を、緑は自由と平和を表す。