国旗を焼くというのは、政治的主張というより、民族的憎しみの過剰なパフォーマンスかと思います。表現の自由とはいえ、あまり感心できません。
4月27日付朝日新聞は、APからの記事と写真を載せています。
インド北部のジャム・カシミール州で26日、中国の国旗を焼くインド右派政党の活動家たち。インド側の主張によると、今月15日に中国軍がヒマラヤ山脈沿いの国境線を越え、インド側に10キロ入った地点にとどまっているということです。
5月7日の朝日新聞夕刊によれば、中印の国境が画定していないこの地方ではその後も両軍のにらみ合いが続いていたのですが、5月5日、両国は互いの部隊を撤収させることで合意し、その夜、両軍は撤退を始めた模様です。
5月7日、インド外務省のアクバルディン報道官は、「両国の政府は原状を回復することで合意した」と発表しました。