アラブ首長国連邦

アラブ首長国連邦の国旗
首都アブダビ
言語アラビア語
人口4,599,000人(2008)
面積82,880km²

解説

アラビア半島南東部、イランの対岸に位置する。
産油国として日本とはなじみ深い。アブダビ、ドバイ、シャルジャ、アジマン、ラスアルハイマ、フジャイラ、ウムアルカイワインの7つの首長国からなる連邦国家。
1892年にイギリスの保護領となり、1971年にラスアルハイマを除く6首長国が連なって独立。
国旗はその年に制定され、翌年、ラスアルハイマも合流した。
4色は、イスラム初期の4代のカリフたちの色。17世紀のバグダッドの詩人による詩に歌われるなど、古くからイスラム教の色とされ、アラブ諸国の国旗に共通の色である。
もっとも、この旗の原形となったのはイスラム教ハワーリージュ派の赤1色の旗。
1820年にイギリスとの協定で白を加えて識別できるようにした。赤を縦にして往時の旗をしのばせている。