国旗のある風景 – 昭和基地の「日章旗」

1957年1月29日、第一次南極観測隊を乗せた「宗谷」がホルム湾のオングル島東岸に接岸、隊員が上陸に成功した。白夜の中、翌日までにポールを建て、「日章旗」を掲揚した。

写真は、朝日新聞号外特集号より。終戦から日の浅い当時、国民に大きな勇気と誇りを与えた瞬間である。当時、秋田の田舎の中学生であった私もまた、限りない喜びを級友や家族と交わしたことをしっかりと覚えている。

途中3年ほど中断したが、現在は下の写真いあるように第54次観測隊が任務に就いている。

なお、初期のころの国旗はどういう布地で製造したかは明らかではないが、現在は強度を重要視し、テトロン製だそうだ。

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