この写真は2001年の「9.11同時多発テロ」直後の20日、ワシントンの駐米日本大使(柳井俊二大使=当時)公邸を私が撮影したものです。日本の国旗「日の丸」を掲揚塔の5分の3ほどの高さまで下げた見事な弔意の表し方です。
実は先日、高知県在住の「アイスクリン」さんから「半旗はどこまで下げるべきなのか」という質問をいただいておりました。
厳格に決めている国としては韓国を思い出します。「一度上まで上げてから、国旗の縦の長さ分だけ降ろす」というのです。別にこれに従う必要はありませんが、この写真以上に下げるのはいかがなものでしょうか。
あとは、周辺の掲揚環境に合わせた各自の美観で考えればよろしいのではないでしょうか。