白鵬が同じモンゴル出身の横綱・鶴竜を圧倒し、九州場所で大鵬と並ぶ32回目の優勝を果たした。おめでとう!
優勝を決めた後の涙、そして優勝インタビューがよかったですね。
「尊敬する大鵬関と並ぶことができたのは光栄です。お父さん、お母さん、そしてこれまで応援してくれたモンゴルと日本のみなさん、ありがとうございます」「明治時代、この日本の伝統文化を守り抜いた大久保利通と明治天皇に感謝します」。
日本人の端くれとして、日本人横綱が出ないこと、国技館の優勝力士の額が1つもないままひさしいことは残念だが、かくも名力士が誕生したなら文句なし。「40回の優勝もありうる」という北の海理事長や解説の北の富士元横綱の言葉が現実的なように思える。
そこで提案が2つある。
第1は、大相撲を世界文化遺産とすること、第2は33回目の優勝をした時には、白鵬をモンゴル国籍のまま、国民栄誉賞を授与し、年寄株を協会が付与して、相撲道の発展に尽くせるようにしてほしい。