国旗にある国標 – アフガニスタン


アフガニスタンの国章

紋章の最上部は「シャハーダ」。『コラーン』冒頭の「アラーの外に神はなく、ムハンマドハアラーの使徒なり」。紋章の中央にはミフラーブ(メッカの方角を示すためにモスクに設置された壁の聖龕)と説教壇が描かれている。イスラム教徒が礼拝するときはこのミフラーヴに向かって跪く。

モスクの上部には横長の光芒がある。昇り行く朝日を表わしている。

モスクの下にはペルシャ語でイスラム暦1298年と、イギリスからの独立を図った第2次アフガン戦争の年(1881年)である。

モスクの両側には二つのアフガニスタンの国旗が配される。

リボンを掛けられた2本の小麦の穂が円く周囲を囲んでいる。上部には「アッラーのほかに神は無くムハンマドはアッラーの預言者なりアッラーは偉大なり」の聖句が書かれている。

一番下の文字が国名「アフガニスタン」である。

リーズは麦の穂。

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