ヨーロッパの国旗で星がすぐわかるのは、ボスニアヘルツェゴビナ(BH)とコゾボの国旗だけ。古くはオスマントルコの旗の星を、近くはアメリカの「星条旗」を意識してのこととされる。
国連とEUの世話になったからと、両国ともいささかユニークな、というか、国連旗やEU旗を連想するデザインになった。
長野冬季五輪開会式(1998年2月7日)の直前に今の旗が3案から選ばれて、組織委は大いに悩まされた。
しかし、BHは早くも1992年に国連に加盟できたが、EUへの道はまだ険しい。コゾボについては日本は承認したが、国連にもEUにもまだまだ加盟できそうにない。セルビアが厳しく反対し、それをロシアなどが是認しているからだ。