国旗のある風景34 – 戦没者を悼み平和と発展を祈念

67回目を迎えた全国戦没者追悼式が8月15日、日本武道館で挙行された。先の大戦で亡くなられた約310万人を偲び、世界の平和とわが国の発展を祈念する国の行事です。

祭壇正面には今も当時も変わることなき国旗「日の丸」が堂々と掲示されています。

今年も天皇皇后両陛下がお越しになられ、天皇陛下は次の「お言葉」を述べられました。

本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。

終戦以来既に六十七年、国民のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往時をしのぶとき、感慨は今なお尽きることがありません。

ここに歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。

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