第一次世界大戦のさなか1917年2月17日に制定された米国西部アリゾナ州の旗。13本の光は独立時の13州を示すとともに、感動的美しさで有名なグランド・キャニオン(アリゾナ州)の「日の入り」を示すデザイン。したがって、日本やカレン族の「旭日旗」とは何の関係もなさそうです。
アリゾナ州の旗
朝日と夕陽にグランド・キャニオンが包まれた時がこの渓谷が最も美しいと言われています。見た人は異口同音に「これを見逃す手はありません」と言い、特に、朝はイースト・リムのメイサー・ポイント(Mather Point)、夕暮れはウエスト・リムのホピ・ポイント(Hopi Point)が人気のようです。
観光案内書によると、写真撮影は、日の出からの3時間と日没前の3時間がいいのだとか。グランド・キャニオンのスケールの大きさと独特の立体感を撮影したいものです。私の経験では、「日の入り」のほうがより感動的でした。
日の出、日の入りの時間は、公園内の情報紙「The Guide」に載っています。
州旗のオレンジ色の星はこの州の主要な鉱物資源である銅を示しています。