小型武器を国旗に描いているのは、短剣カンジャルと2本の太刀(たち)を描いたオマーン、AK47という自動小銃を描いたモザンビーク、独立した19世紀の初め頃の銃や大砲を描いたハイチとボリビアです。
またバルバドスはギリシャ神話の海神ポセイドンの「三叉の矛(さんさのほこ)」を、ケニアはマサイ族の槍(やり)と盾(たて)を、スワジランドはアッサガイと呼ばれる2本の投げ槍を描いています。
さらにアンゴラの国旗には農業用の鉈(なた)を、ベリーズの国旗の紋章には木材を伐採(ばっさい)するための斧(おの)が描かれていますが、いずれも武器になりうるものであり、公共交通機関、特に、飛行機の座席には持ち込むことができません。