久々に世界の国旗の事典を学研から上梓しました。同じものを学研からすでに刊行して、各方面から望外の好評をいただいてまいりましたが、今回は大幅に加筆・修正し、読み物としても面白くし、最新の情報や研究成果を加え、全カラー印刷にかかわらず定価を大幅に削減(1,800円E)としました。
著者としては特に、各ページに「ミニ知識」としてその国に親しんでもらう楽しい数行を書きました。4月23日から全国いっせい発売です。
「国旗検定」公認テキストとしての事典です。
内閣府所管の公益財団法人余暇文化振興会が昨年から「国旗検定」を始めました。今年の6月17~23日に行われる第2回検定はもう、申し込みが始まっています(締め切りは5月20日)。自宅のPCで受験できる検定ですので、是非、ご参加ください。詳しくは、世界の国旗検定(http://www.worflac.jp/)をご覧ください。
著者:吹浦忠正のプロフィール
1941(昭和16)年、秋田市生まれ。幼少時から国旗に親しみ、早稲田大学在学中にオリンピック東京大会組織委員会国旗担当専門職員。同大学院修了。国際赤十字バングラデシュ・ベトナム各駐在代表、末次一郎事務所長、難民を助ける会副会長、長野冬季五輪組織委式典担当顧問、埼玉県立大教授などを経て、現在、評論家、拓殖大学客員教授、難民を助ける会特別顧問、社会福祉法人さぽうと21理事長、東京コミュニティカレッジ理事長、法務省入管局難民認定参与員、協力隊を育てる会参与、nippon.com(国連公用語での発信事業)理事など。
著書としては、国旗関係だけで、『世界の国旗』(学研など数社)、『国旗で読む世界地図』(光文社新書)、『知っておきたい「日の丸」の話』(学研新書)、『日の丸を科学する』(自由国民社)、『日の丸の履歴書』(文芸春秋社)、『ヒノマル日の丸』(海竜社、三浦朱門との共著)など本やかるた、パズル、マンガ、ぬりえ、物言う地球儀など計40点以上。ほかに『平和の歴史』(光文社新書)、『難民-世界と日本』(日本教育新聞社)、『赤十字とアンリ・デュナン』(中公新書)、『NGO海外ボランティア入門』(自由国民社)、『にっぽん国際人流志』(同)、『歌い継ぎたい日本の心―愛唱歌とっておきの話』(海竜社)、『捕虜の文明史』(新潮選書)、『捕虜たちの日露戦争』(NHK出版)、『戦陣訓の呪縛-捕虜たちの太平洋戦争(監訳)』(中央公論新社),『社会人の社会科』(祥伝社)など多数。『日本の領土と国境』(出窓社)は近刊予定。
年間30回以上の講演に加え、国旗関連だけでも『世界一受けたい授業』(日本テレビ)『ラジオ深夜便』『視点・論点』(NHK)などメディアにも多数出演している。1962年の憲法調査会中央公聴会では、憲法による国旗の制定を公述、1999年の国旗国歌法の審議にあたっては、衆議院内閣委員会では参考人を務めで賛成の公述をした。