マンデラ氏の全快を祈る

南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領の容体悪化を内外のメディアが報道している。

感染症が再発し、深刻の様子。

マンデラ氏は人種差別(アパルトヘイト)に抵抗して27年も獄中で過ごし、1993年には人種和解を図ったフレデリック・クラーク前南ア大統領とともにノーベル平和賞を授与された。


1994年4月、マンデラ大統領が採択した現在の南アフリカの国旗

マンデラ元南ア大統領

1944年以来、3度の結婚歴がある。3度目のお相手は、グラサ・マシェル夫人。この人の夫はモザンビークの初代大統領で、1998年7月18日に、大統領専用機が銃撃されて墜落して亡くなったサモラ・マシェルの未亡人。実はその事件の1か月ほど前、私(アフリカへ毛布をおくる会実行委員長。会長は森繁久弥さん)は三宅和助外務省中近東アフリカ局長(当時。のちの駐シンガポール大使。何かと話題の多かった三宅雪子前衆院議員の父親)たちと、お借りしたその飛行機で、モザンビーク国内の飢餓調査をしたことがありマンデラ氏の3度目の結婚が報道された時、この事件とその期待に搭乗したことを思い出し、背筋を寒くしたものだった。

閑話休題。マンデラ大統領は南アの国旗を変更し、6色のデザインとした。人種・民族和解の象徴であり、6色の国旗というのはほかに2年前に独立した南スーダンと南アのみ。

マンデラ氏の快癒を切に祈る。

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