注目したいのはこの英領ローデシア。行進するほとんどの選手が白人であるのが分かる。
東京オリンピック閉会式の行われた同月24日、この地域は独立し、ザンビア共和国となり、最後列である開催国・日本の直前にプラカード(防衛大学校生が奉持)は移り、現在の国旗に変わった。その日の朝、代々木の選手村にこの新独立国の国旗を届けに行ったことが忘れられない。
1964年10月24日、この日独立したザンビアはローデシアの名で参加した開会式とは変わって、新しい国名と国旗で閉会式に参加し、万来の拍手を浴び、世界に報じられた。
英領ローデシア時代の国旗。
東京五輪の閉会式の前日まで形容された旗。