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国旗についての物語
菊花御紋章の旗
2013年11月18日(月)、上野の東京文化会館で行われたアムステルダム・ロイヤル・コンセルト・ヘボーの演奏会に出かけた。友人である岩田恵子さんが第一バイオリンで出演するので、財布の底を叩いて駆け付けた。プログラムはチャイコフスキーの5番交響曲な... -
国旗についての物語
ランズベルギスの執念も届かず 「鎌と槌」未だ禁止に至らず
「鎌と槌」の共産主義のシンボルを禁止しようという動き注目すべきがヴィータウタス・ランズベルギス(Vytautas Landsbergis、1932~ )である。この人はもとはといえば音楽理論家であるが、リトアニア(日本では杉原千畝の厚意で知られている国)の政治家... -
国旗についての物語
「鉤十字」も「鎌と槌」も禁止案は大勢に至らず
第二次世界大戦初期から冷戦の終結まで(1939~91)の約50年間、ソ連共産党の一党独裁によって制圧されてきたバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)や戦後、傘下に治められた東欧諸国では、「鎌と槌」(ロシア語серп и молот)や「赤い星」など... -
国旗についての物語
NHK関連スタッフへの疑問 – 『花子とアン』撮影に協力して
3月31日からのNHK連続テレビ小説は『花子とアン』です。昨年11月からクランクインで、今は第3週放映分を横浜市のTBS緑山スタジオで収録中です。『赤毛のアン』の翻訳者として名高い村岡花子(1893~1968)の物語です。主演は吉高由里子、10代から60代までを... -
国旗についての物語
お勧めの一冊『勇者たちへの伝言』 – 増山実の処女小説を絶賛する
この正月の日程を完全に狂わせた小説がある。『勇者たちへの伝言 いつの日か来た道』増山実の処女小説である。実は、著者とは昵懇の仲。それ故に年末のぎりぎりにこの処女作を恵贈いただいたのだったが、そんな義理も人情も関係なくこの一作は間違いなくベ... -
国旗についての物語
ここに万国旗があったらなぁ!
小欄が毎日更新できるのは、㈱ライトの伊藤母子の絶大なるご協力あってのこと。お母さんのよしみさん(年齢不詳)は大変なアイディア・レディ。発想の豊かさと行動の素早さは、どうやら先が見える「異脳」をお持ちのためかもしれない。 3人息子の長男・輝... -
国旗についての物語
彬子女王殿下が結ぶモアイ像プロジェクト
11月25日、都内のホテルで東京コミュニティカレッジの創立50周年記念のつどいが開催され、同カレッジの理事長を務めている私は昼食をはさんで約3時間、終始、三笠宮彬子女王殿下に陪席させていただきました。 チリの国旗。ダルビッシュ有が活躍するテキサ... -
国旗についての物語
ユーラシア21研究所が移転しました
移転のお知らせ 謹啓 ますますご健勝にて新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。平素は当研究所の諸活動に特段のご理解、ご支援を賜り、衷心より厚く御礼申し上げます。おかげさまで創立8年目の新春を迎えました。 今年は北方領土問題を解決し、日露間... -
国旗についての物語
青白赤の三色は何を表すか?
先日、御殿場で「オリンピックと国旗」についての講演の後、東名高速道路の足柄サービスエリアに寄りました。雪に覆われた富士山に震えましたが、軽食をと思ってレストランに入ろうとしたところ、出会ったのがこの写真。 ラーメン中心のお店にフランスの国... -
国旗についての物語
EU旗の下に国名のイニシャル – EU加盟国の自動車のプレート
昨夏、久々に北イタリアのシルミヨーネを訪ねた。名勝ガルダ湖の南端から突き出た半島であり、観光客は欧州中から自動車でやってくる。 それだけに駐車場は大混雑。うまく抜けながら、ナンバープレートを撮影して歩いた。ちなみに、赤十字発祥のもとになっ... -
国旗についての物語
中東地域の不安定にいらだつ米 – 根深い反米勢力
産経新聞 1月8日付電子版は、「米のいらだち、イラクの二の舞い懸念 中東への関与低下」の見出しで、「オバマ米政権は、国際テロ組織アルカーイダ系武装勢力「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)がイラク、シリア、レバノンで勢力を拡大していること... -
国旗についての物語
安倍首相のアフリカ歴訪に期待する
安倍晋三首相が今度はアフリカ3国を歴訪している。「毎月1回は海外と東日本大震災の被災地へという、政権発足以来の決意」(谷口智彦内閣参事官)は確実に実行され、成果を挙げている。今回もスポーツ交流の話ばかりではなく、国連改革、資源の安定的確保...