fukiura– Author –
fukiura
-
国旗についての物語
自国の国旗だけ高くしちゃいけません
9月中旬にウラジオストクで5回目のフォーラムを開催してきました。主催は安全保障問題研究会(会長:袴田茂樹新潟県立大学教授)とユーラシア21研究所(吹浦忠正理事長)、ロシア側はロシア科学アカデミーなど。 その会場に映し打ち出された「看板」がこれ... -
国旗についての物語
日本オリンピック委員会マーク原図
JOC(日本オリンピック委員会)はIOC(国際オリンピック委員会)の日本版NOC(国内オリンピック委員会)。1911年に創立された大日本体育協会(戦後は日本体育協会)から1991年に完全分離した。 そのJOCが東京駅前のOAZOビルで「東京オリンピック50周年記念... -
国旗についての物語
国名はグルジアではなくジョージアに
グルジア共和国はこれからはジョージア共和国と呼ぶことになるらしい。 2009年3月、グルジア政府は、日本語における同国名表記をこれまでのロシア語表記から英語表記に基づく「ジョージア」に変更してほしいと要請してきた。2014年10月下旬に来日するマル... -
国旗についての物語
スコットランドでの住民投票と成田空港でのこの出遭い
9月11日に成田空港からシベリア航空機でウラジオストクに発つ時の、搭乗の時、私の前にいた人の短パン。英国旗「ユニオン・ジャック」をデザインしたもの。 この1週間後がスコットランドの命運を決める住民投票の日。時節柄、もしかしてこの人はスコットラ... -
国旗についての物語
国旗のない風景 – ウラジオストクの北朝鮮国営食堂
実は、先日、ウラジオストクでその北朝鮮食堂に行ってきました。そこで働く女性は、それはそれは見事です、ハイ。美貌、演奏能力、サービス精神、チームワーク…。「喜び組み」もかくやという感じで、私など女性ホステスと(肩も組まず手も握らず腕も組まず... -
国旗についての物語
国旗のある風景 – 横三色旗ならではのこと
ウラジオストクの市役所です。玄関の上に白青赤の横三色旗、もちろんロシアの国旗です。 同じタイプはオランダ、ハンガリー、オーストリア、ブルガリアなどなどたくさんありますが、こういうアレンジができます。また、巨大な旗も作りやすいです。 これが... -
国旗についての物語
国歌が聴ける地図が出来ました
松山市で「世界地図」というユニークな出版社を経営している畏友・松岡 功氏が、国旗製造で独自の業績を持つアテナ社との協力で、スマホをかざせばその国の国歌が聴ける国旗付世界地図を開発しました。以下は、松岡氏からのあいさつ文です。 おはようござ... -
国旗についての物語
エボラ出血熱、アメリカでも
2014年10月1日、アメリカのテキサス州ダラスでエボラ出血熱の感染者が初めて確認された。感染者はアフリカのリベリアからのアメリカ人だという。 リベリアの国旗 アメリカの国旗 リベリアの国旗は、同個億が1848年に独立して以来のもの。アメリカの代大統... -
国旗についての物語
「News Week」には国旗がいっぱい
毎週愛読している「News Week」には国旗がいっぱい掲載されていますし、国旗をめぐる話題も時々出ます。 9月30日号には、メキシコ国旗を侮辱した話題です。サービスも度が過ぎてはいけません。 あらためてメキシコの国旗に敬意を! 「ヘビを咥えたワシが... -
国旗についての物語
東京オリンピックでの国旗の水平掲揚
1964年の東京オリンピックで屋内で行われた表彰式での国旗はこのようにして揚げました。 1500m自由形で優勝したロバート・ウィンドル選手を讃えて揚げたオーストラリアの国旗。東京オリンピック(1964)での国旗の水平掲揚は、このようにポールに直角に取... -
国旗についての物語
独立求めカタルーニャでも住民投票が
バロセロナを中心とするスペインのカタルーニャ地方で独立運動が盛んである。9月11日、そのための大きなデモが行われた。スイスと同じ750万の人口で、経済的にはスペインの平均を大きく上回っている。 独立を求めて掲げるカタルーニャの「国旗」 カタルー... -
国旗についての物語
国旗と国標 – オーギュスト・コント由来のブラジル国旗
その中央にポルトガル語で「ORDEM E PROGRESSO」、英語で言うなら「ORDER AND PROGRESS」は「秩序と発展」。実証主義者として知られるフランスの社会学者であり哲学者、数学者としても業績のあるオーギュスト・コント(1798~1857)の言葉。コントは「社会...