国旗についての物語– category –
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国旗についての物語
旧ソ連の国々① – グルジア、この小さくても大きな国
グルジアの国旗 今からおよそ20年前、1991年12月25日、超大国といわれたソ連が消えてなくなりました。 15の元ソ連構成国は、急速に親欧米機運になったり、とりあえず共産党から名前だけを変えた旧態依然たる独裁的な個人が政権を担う国なったりして、ただ... -
国旗についての物語
国旗と黄金分割(黄金比)②
さきに、「国旗に黄金分割(黄金比、黄金律)がないのはなぜ?」という京都市の高校生からの質問に、私はあっさり同意して、「ないのはなぜでしょうね」とお答えしてしまいました。 その後、よく考えてみますと、トーゴの国旗の縦横比はずばり黄金比、パラ... -
国旗についての物語
国旗と黄金分割(黄金比)①
193番目の国連加盟国・南スーダン 日本が最近、独立国として承認したクック諸島。 国旗の縦横比はともに1:2 「国旗に黄金分割がないのはなぜ?」 京都市にお住いの高校生からこういう質問が来ました。とりあえず、私に解るところまでお答えします。 ご承... -
国旗についての物語
「日の丸」で迎えられた遣米使節団
今から150年前のニューヨーク、1860(万延元)年の6月16日。日本から初めての遣米使節団(正使=新見豊前守正興)が来るということで、街中が湧き立っていました。1953年にペリー提督率いる黒船が来航、翌年締結された日米和親条約の批准書の交換のため、... -
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国旗で見る米露関係
アメリカ合衆国の国旗 ロシアの国旗 「9.11事件」までをBC(before crisis)、それ以降をAC(after crisis)と呼ぶという言い方があります。 すなわち、ドイツの再統一(1990年)からの10年ほどがBCであり、これは「ポスト冷戦期」にあたります。そして、A... -
国旗についての物語
20世紀の大転換・ソ連崩壊物語
ソ連の国旗 その人生で3つの大きな出来事を挙げよと言われたら、私、タディはごく個人的にですが、東京五輪(1964)、昭和天皇崩御(1989)、そしてソ連崩壊(1991)を挙げたいと思います。敗戦時(1945)にはあまりに幼く、何ら記憶にありません。月面着... -
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モルディブ
モルディブの国旗 2月10日付の毎日新聞に共同通信からのベタ記事ですが、「前大統領ら2人に逮捕状 モルディブ」という記事が出ていました。政情不安が続き8日に、野党支持者らのデモ拡大を受けた政変で辞任したナシード氏らに、モルディブの裁判所が逮捕... -
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三色旗は三等分か物語
A.フランス国旗 B.フランス海上用国旗 フランスの国旗は世界で最も人気のある国旗だと書きましたが、それについては単にデザインというだけではなく、その国へのトータルな評価や敬意があるからにほかなりません。もちろん、フランス国民の大部分はこの旗... -
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慶応義塾の三色旗
「北朝鮮の国旗はすばらしい、という吹浦先生のブログを読みましたが、慶應義塾の校旗とそっくりじゃないですか?」という質問を、滋賀県長浜市在中のW氏からいただきました。一昨年でしたか、4回ほど滋賀県内で世界の国旗について講演する機会がありまし... -
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反プーチン集会
ロシア連邦の国旗 プーチン氏(現首相、次期大統領最有力候補者) 今、ベストセラーになりかけている五木寛之さんの『下山の思想』を、秋田への往復の新幹線で読みました。さまざまな懐かしさの描写と肩に力を入れないで緩やかな舵取りをしようという思い... -
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三色旗に見るフランスのナショナリズム
フランス共和国の国旗 2007年4月から約3ヶ月、東京・乃木坂の国立新美術館で「大回顧展モネ」が開催されました。印象派最大の巨匠のひとりとされ、代表作「睡蓮」など静かな情景を数多く描いたモネですが、この企画展で公開されている「モントルグイユ街、... -
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禁じられた「日の丸」
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国旗 テレビの放映でも見ましたが、2011年11月20日付の産経新聞の社説によれば、16日、ピョンヤンで行われた日朝サッカー戦は「異様な光景だった」。 「競技場は、5万人の観衆で埋まり」、太鼓、メガホンで大音響の応援...