国旗についての物語– category –
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国旗についての物語
国旗のある風景17 – 「日本語」の「日」は「日の丸」の「日」
日本語の普及は近年、日本が大いに力を入れてきたところ。わが社会福祉法人さぽうと21では難民を助ける会時代から入れると約30年、難民や中国残留孤児の子女、脱北者等への日本語指導を続けています。 今でも約80人のボランティアが毎週1回、目黒駅前の事... -
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韓国でも「日の丸」思わすライトアップ – アメリカの管理会社が企画
東日本大震災からまだ3週間あまりの2011年4月4日夜、ソウル中心部の南山(ナムサン)頂上に立つ「Nソウルタワー」(236.7m)が「日の丸」色にライトアップされました。(写真は、読売新聞門間順平氏撮影) ソウルのほか、中国・マカオの「マカオタワー」... -
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宗教に悩まされ続けてきた赤十字のマーク③ – 日本も最初は赤十字ではなかった
西南戦争時の「博愛社」による救護活動。 日本赤十字社熊本県支部のHPから 佐野常民 大給恒 三条実美 非キリスト教国、非イスラム教国であるわが日本では1887年の西南戦争の際、佐野常民(1823~1902、後に伯爵、枢密顧問官)、大給 恒(ゆずる、後に子爵... -
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宗教に悩まされ続けてきた赤十字のマーク② – イスラエルに特別の措置
赤十字と赤新月の他にも共通の標章を採用すべきだという提案は何度もなされました。焦点は、ユダヤ教のイスラエルを国際赤十字にどう迎えるかに尽きました。十字架もイスラムの三日月も受け入れは無理なのです。 新たな標章の採択には国際赤十字加盟国の合... -
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宗教に悩まされ続けてきた赤十字のマーク①
スイス国旗 赤十字旗 アンリ・デュナン トルコ国旗 赤新月旗 これと対照的なのが赤十字の標章(マーク)です。国際赤十字は、1863年に16カ国で発足したときには、いずれもキリスト教国であったので、創立者のアンリ・デュナン(1828~1910)の祖国であり、... -
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国旗に描かれた植物① – 国連旗とオリーブ
北極を中心として描かれた南緯60°までの正距方位図法の世界地図とそれを囲む平和の象徴・オリーブの葉である。これは、国際連合が全世界の平和を目的として活動する組織であることを示したもの。1947年10月20日、第2回国連総会で採択。 国旗には太陽や月、... -
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ペルー国旗物語② – ビクーニャってなんだ?
ペルーの国旗 ビクーニャ(ウィキペディアによる) 「動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱獣亜綱真獣下綱北方真獣類ローラシア獣上目鯨偶蹄目ラクダ亜目(核脚亜目)ラクダ科ビクーニャ属ビクーニャ」、これがペルー国旗の紋章の中に描かれている動物の分... -
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ペルー国旗物語① – 国章の動物はビクーニャ
ペルーの国章と国旗。国章上部のリースは月桂樹と椰子、動物はビクーニャ、樹木はキナの木、豊饒角からは金貨が。この3つで、動植鉱物の3つ(三界)の豊かさを代表させています。 南米ペルーの国旗は、赤白赤の縦三色旗。市民はその旗を使うのが普通ですが... -
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国旗のある風景16 – 東日本大震災の被災地
先週末、岩手、宮城両県の被災地を訪問して来ました。私が理事長や特別顧問をしている社会福祉法人さぽうと21や認定NPO法人難民を助ける会の活動状況をチェックし、確認するためです。 瓦礫の処理は分別の形で進んでいますが、まだまだ大量の瓦礫が放置さ... -
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国旗のある風景15 – 香港でも反中デモ
中華人民共和国の国旗「五星紅旗」 1997年の英国による香港返還までの香港の旗。 反中デモ行進ではこの旗がたくさん用いられていました。右はこの旗の紋章部分。 バウヒニアの花をあしらった現在の香港の旗 読売新聞7月2日付国際面のトップでは、<香港 中... -
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国旗のある風景14 – ベトナムで反中デモ
最近、国旗を掲げてのデモ行進が世界各地で起こっています。日本では、尖閣諸島付近で中国の漁船が海上保安庁の巡視船に体当たりをして来たことに抗議した際に、「日の丸」を掲げたデモ行進が、東京・霞ヶ関付近で行われましたが、「アラブの春」でも、エ... -
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国旗のない風景② – 韓国で出会った万国旗
2010年の夏、択捉島で「日の丸のない万国旗」を見たとき、私の脳裏には1960年代後半の韓国でのことがよみがえりました。65年8月(日韓国交回復の直前)に初めて韓国を訪問した私は、どこにも「日の丸」を見ることはありませんでした。 日韓基本条約で国交...