2014年12月– date –
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国旗についての物語
株式会社ロラパルーザのCD「国旗おぼえうた」のでたらめさに呆れる
「国旗おぼえうた」というCDを友人がお送りくださいました。 引地達也さんという方の作詞で、矢野デイビッドという人が歌っているものです。引地さんは毎日新聞や共同通信で働いた方で、数年前、国旗普及協会をつくろうと一緒に仕事をした方です。 しかし... -
国旗についての物語
新撰組の隊旗とアラビアの土侯国の国旗
暮れから正月のテレビ番組表を見ると必ず出てくる1つが新撰組に関わるもの。 そこで連想するのがバーレーンとカタールの国旗。コンピューターで少し旗の図を回転すると、こんな具合になる。 新撰組の隊旗 バーレーンの国旗 カタールの国旗 新撰組の旗はこ... -
国旗についての物語
フランスとイタリア、ロシアとブルガリア
国旗には、しばしば相対的にデザインが決まった例がある。イタリアの国旗はナポレオン・ボナパルトが18世紀の末、イタリア地方に遠征した時、言うならば「与えた旗」。四分五烈していたイタリア半島にイタリア王国という一応の統一国家が出来たのは1861年... -
国旗についての物語
似たものどうし – ボスニアヘルツェゴビアとコソボ
ヨーロッパの国旗で星がすぐわかるのは、ボスニアヘルツェゴビナ(BH)とコゾボの国旗だけ。古くはオスマントルコの旗の星を、近くはアメリカの「星条旗」を意識してのこととされる。 ボスニア・ヘルツェゴビナの国旗 コソボの国旗 国連とEUの世話になった... -
国旗についての物語
イギリスの大使館が掲げる国旗
英国の国旗については、デザイン上の詳細な使用区分があります。 これは海外の英国大使館が掲げる国旗。東京・半蔵門の英国大使館の高い国旗掲揚塔にもこの旗が掲揚されているのです。 たまたま2011年11月11日11時11分のゾロ目の時刻に、英国大使館の隣の... -
国旗についての物語
週刊新潮で「オリンピックのトリビア」の連載を開始
本日発売の週刊新潮で拙稿「オリンピックのトリビア」の連載が始まりました。 古代ギリシャでのオリンピックから近代オリンピック、そして未来のオリンピックまでエピソードを連ねてオリンピックの歴史を書いて参ります。みなさまにご愛読いただければ幸い... -
国旗についての物語
政府と国民一般が掲げる国旗が異なる国
政府や公的機関、外交使節、国連本部などで掲揚する国旗を、ひとくくりに「政府旗」というには無理がある。国によって、GOVERNMENTAL FLAG、OFFICIAL FLAG、DIPLOMATIC FLAGなどということもあるが、これが微妙に、掲揚範囲が違うのだ。 フィンランド大使... -
国旗についての物語
国旗のある風景 – 真珠湾の戦艦アリゾナ
真珠湾攻撃で沈んだ戦艦アリゾナを跨ぎ、白い記念館が建ちその上に米国旗「星条旗」がいつも掲げられている。左下は見物客を乗せた遊覧船。アリゾナが海面下にうっすらと見える。 先年、某女子大で「真珠湾ってどこにある?」と訊いたら、「三重県です」と... -
国旗についての物語
きょうは祝日「天皇誕生日」
ごあいさつ みなさまのご理解、ご協力により、このHP「タディの国旗の世界」は、あと数日で「丸3年間、毎日更新」という宿願を達成することになります。ご愛読ありがとうございました。 このHPは㈱ライトの伊藤輝学兄の並々ならぬお力添えどころか参画がな... -
国旗についての物語
フィンランド大使館でのクリスマス会
この季節、フィンランドはサンタクロースの“母国”として世界中の子どもたちにちゅうもくされているが。私も12月15日、在日フィンランド大使館のクリスマス会にお招きをいただき、思いがけず、すばらしい裏声を聴かせていただいた。 フィンランド大使館で見... -
国旗についての物語
米、対キューバ政策を大転換
フィデル・カストロやチェ・ゲバラは1959年1月1日に、時のキューバのバティスタ大統領を国外逃亡に追い込んだ。そして、軍事法廷で銅大統領政権関係者を裁き、約550人を処刑した。その後、急速に主要産業の国有化や集団化を進め、中・上流階級の多数の人々... -
国旗についての物語
学習院女子大で国旗について講義
「国旗とオリンピック」について学習院女子大で約200人の学生を前に90分、講義をしました。理解・吸収力が高く、聴き手として素晴らしい反応の人たちでした。 Oさんのキーホルダーにはフィンランドとスウェーデンの国旗が付いていました。 終わってからあ...