2014年– date –
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オランダはスピードスケート王国
ソチでの冬季五輪が終わった。羽生の金はもちろんすばらしかったし、次回以降にも期待するが、真央ちゃんの失敗から立ち上がっての迫真の演技と、そして涙もすばらしかった。さらに、あれほど強かった沙羅ちゃんがメダルを獲れなかった若さとオリンピック... -
千 玄室前家元の国旗コラムから
2月11日の建国記念日を前に、産経新聞(2月9日付)は千玄室裏千家前家元がコラム「一服どうぞ」で「国を尊敬する心」という一文を乗せている。後段のみ紹介したい。 日本の国旗 千 玄室前家元 学徒出陣後、海軍特攻隊に志願した人という激しさと、茶道を追... -
ソチから野良犬が消えたそうだ
女子フィギュアでキムヨナや浅田真央らを破り優勝したアデリナ・ソトニコワ(ロシア)選手。「逆転はできると思っていた。ソチで勝つことは夢だったので幸せ。あしたメダルを受け取って、それが現実になる。ロシアにすてきな贈り物ができた」。 自慢ではな... -
長野冬季五輪、世界五大陸で歌った「第九」
冬季五輪の開会式といえば、1998年2月7日の長野五輪を思い出す。私は組織委の式典担当顧問として、式場にいた。参加国の国旗を正しく製作・発注し、逆掲揚など一度もなくすることに努めたのはもちろん、地雷廃絶で、直前にノーベル平和賞を授与された“仲間... -
インドはNOCの不祥事で国旗奉持ならず
インドNOC(国内オリンピック委員会)の汚職が問題になり、国旗を捧げての参加が認められなかったインドの選手団の行進についてインド各紙は8日、「ソチでの恥」などと報じた。ただ、冬のスポーツが低調な国だけに、報道は地味で、夏季五輪と比べて関心は... -
入場行進でのお国柄
ソチ五輪の開会式の様子を見ているとさまざまな場面でお国柄が出ているのがよく解る。 日本選手団は最近、どの五輪でも、各選手が「日の丸」と開催国の小旗を振って行進する。それに異を唱えるわけではないが、正直、「またか」という印象が強い。 アメリ... -
モーグル二連覇の選手応援にケベック州旗
カナダのアレックス・ビロドー選手が男子フリースタイル・モーグルで五輪2連覇を成し遂げた。なんという滑りのすごさ、空中での回転、スピード、飛形の美しさ。 テレビで見ていると、応援席でカエデの国旗が踊っていた。そこに1枚、青と白の2色に白抜きの... -
台湾は国旗に代えて国際スポーツ大会専用旗で
台湾は中国の反対によってIOCにより、国旗「青天白日満地紅旗」の使用が認められず、Chinese Taipeiの名で、五輪等国際スポーツ大会専用の旗を保持しての入場行進であった。この旗はワールド・ベースボール・クラシックでも使用されている。青白赤は中華民... -
国旗で見るソチ五輪 – 87の参加国・地域
ソチでの冬季オリンピックが2月7日から23日までロシア南部のソチで開催中である。 報道各紙によれば参加国は以下の国々(国旗図はウィキペディアから)。計87カ国・地域、約2,900人が参加という冬季五輪史上最大の規模となった。ほかに史上最大が2つある。... -
ソチ五輪からのけ者にされたアブハジア②
ソチ五輪と「隣国」アブハジアについては、朝日新聞の駒木明義モスクワ支局長も、ソチから報道している。2月7日の朝刊から転載する。 アブハジアの国旗 グルジアの国旗 ■厳戒の国境地帯 分離独立求めるアブハジア 五輪公園から4キロ先の国境で、ロシアに... -
ソチ五輪からのけ者にされたアブハジア①
「A Cinderella Nationのけ者にされた小さな隣国」の見出しで『News Week』(2月6日号)がソチに隣接するアブハジアの現況を紹介している。もともとグルジア内の自治共和国だったが、今では事実上、別の国になっている。もちろん、国旗も別。 アブハジアの... -
キリスト教への信頼を大きく損ねた聖職者の悪行
2月6日付各紙は、国連の「子どもの権利委員会」が2月5日、カトリック教会の聖職者による子どもへの性的虐待についての勧告を発表したことをいっせいに報じている。 私は別にカトリックに恨みがあるわけではないが、その男尊女卑と秘密主義は気持ちが悪いほ...