フランス共和国– tag –
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国旗についての物語
フランスとイタリア、ロシアとブルガリア
国旗には、しばしば相対的にデザインが決まった例がある。イタリアの国旗はナポレオン・ボナパルトが18世紀の末、イタリア地方に遠征した時、言うならば「与えた旗」。四分五烈していたイタリア半島にイタリア王国という一応の統一国家が出来たのは1861年... -
国旗についての物語
天候と情報で侵攻された独軍 – ノルマンディ上陸作戦開始から70年
フランスの「三色旗」 48星のアメリカ「星条旗」 イギリスの「ユニオンジャック」 ドイツ「第三帝国」の国旗 ナチス時代のドイツ陸軍旗 ノルマンディ上陸作戦で思い出すのはかのヴェルレーヌの詩「秋の歌」のこと。 Chanson d'automne Paul Verlaine Les s... -
国旗についての物語
2024年のオリンピック開催都市候補
7年後の2020年に東京で56年ぶりのオリンピック大会が開催されることになったが、11年後、つまり「その次」が早くも話題に上っている。 これまでの情報では、パリ、ローマ、ベルリン、コペンハーゲン、マルメ(スエーデン)の5つのヨーロッパの都市が立候補... -
国旗についての物語
フランス系カナダとフランス「本国」の微妙な関係
産経新聞7月11日の黒沢潤特派員のコラム「I ♡ New York」に、フランス系カナダ人とフランス本国のフランス人の微妙な関係について、「フランス、フクザツ」と題した記事が出ている。短い中に優れた分析を織り込んだものと感心しながら拝読した。 1965年2月... -
国旗についての物語
集英社さん、これでは誤解を招きます – フランス三色旗の色の順
おしゃれな雑誌です。若い女性相手のいかにも集英社の発行という雰囲気です。 フランスの国旗 ただ、いかがなものでしょう、このフランスの国旗を思わせる左下の3色。色の十番がおかしくないでしょうか。早速、編集部に問い合わせました。 「この3色はフラ... -
国旗についての物語
国旗のある風景 – ブリヂストン美術館で見る「三色旗」
先日、ブリヂストン美術館(東京・京橋)を訪問する機会があった。そこで見た2点にフランス三色旗(トリコロール)が描かれていました。 上の絵はフィンセント・ファン・ゴッホ(1853~90)の「モンマルトルの風車」、下は、ポール・シニャック(1863~193... -
国旗についての物語
フランス軍、地雷撤去しつつマリ平定に尽力
2月6日付朝日新聞によれば、フランスが軍事介入した西アフリカ・マリで仏軍が制圧したはずの都市周辺でイスラム武装勢力が地雷や仕掛け爆弾によるテロ戦術を始め、市民の被害も出ているという。 マリの国旗 フランスの国旗 同紙は、<首都バマコから北東約... -
国旗についての物語
マリにフランスが軍事介入
マリの国旗 アザワド独立国の国旗として反まり政府側が定めた旗 昨年(2012年)4月7日、小欄は西アフリカのマリ共和国(旧フランス領)の混乱について書いた。「マリの国旗は交通信号と色の順番が同じ」などと呑気なことを言っていられない。緊迫さと干ば... -
国旗についての物語
国旗のある51 – 凱旋門とフランス三色旗
11月11日、パリでこの1年間、アフガニスタンで亡くなったフランス兵17人の追悼式典が行われました。 NHK・BS海外主要放送局のニュース番組からフランス2が放映したものについて、モニター画面を撮影しましたので見にくいかもしれませんが、ご覧ください。 ... -
国旗についての物語
お菓子の好きなパリ娘
まず、歌詞を書きましょう。 ♪お菓子の好きなパリ娘 二人そろえばいそいそと 角の菓子屋へ 「ボンジュール」 選(よ)る間(ま)も遅しエクレール 腰もかけずにむしゃむしゃと 食べて口拭く 巴里(パリ)娘 残る半ばは手に持って 行くは並木か公園か 空... -
国旗についての物語
世界の国旗好感度リストアップ<Ⅳ> – 私は「憧れのパリ」世代
3. フランス フランスの陸上用国旗 フランスの海上用国旗 萩原朔太郎の詩「旅上」 ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し せめては新しき背廣をきて きままなる旅にいでてみん。 少年期、『純情小曲集』に掲載されたこの詩に魅かれ、2番の... -
国旗についての物語
国歌に出てくる国旗の物語
国旗について著書を出したり、メディアで話したりすると、時々、国歌についても質問が来ることがあります。たとえば、先週、東京のあるテレビ局の方が、「国歌には国旗がどのくらい出てくるのですか?」と訊いてきました。自分で調べないのですから、ご気...