ルーマニア共和国– tag –
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国旗についての物語
国旗、似たものどうし① ルーマニア、チャド、モルドバ、アンドラ
何度か小欄で紹介したので解説は簡単にしたいが、ルーマニアとチャドはいわば同じデザインの国旗と言っていい。ルーマニアに隣接するモルドバは文化・言語などルーマニアとほとんど違わない。ロシアとの間で長年、領有権を争った歴史的経緯、現在もその北... -
国旗についての物語
東京オリンピック開会式当時の国旗④
これまで3回にわたって取り上げてきた「東京オリンピック公式記録」のある1ページに掲載された8カ国の国旗だけでも、こんなに変わったという典型的な例として、ルーマニアの国旗を紹介したい。 実は、1980年代の初めに、独裁者二コラエ・チャウシェスク大統... -
国旗についての物語
社会主義国の国旗や国章に共通な赤い星、黄色い星
社会主義国家の国旗には赤い星、黄色で縁取られた赤い星、黄色い星がつくことが多い。 これは1923年にソ連の国旗に採択されて以来のもので、社会主義思想が世界の五大陸に普及することを祈念するものと説明されてきた。 1923年9月から1991年12月まで続いた... -
国旗についての物語
続・信号機と同じ国旗の物語
マリ ルーマニアとチャド 今度は仙台市のWくん(小学校5年生)からのメールです。 「2つ質問があります。ぼくが住んでいるのは仙台市青葉区です。どうして横浜にも青葉区があるんですか。またどうして信号機の緑の色を青というのですか」。 最初の質問に... -
国旗についての物語
四字熟語と国旗
リビア王国の国旗で2011年秋からの国旗 リビア・アラブ共和国の国旗(1969~72) エジプトといっしょにアラブ共和国連邦を構成していた時代の国旗(1972~77) 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国の国旗(1977~2011)「世界一長い国名の国の... -
国旗についての物語
ルーマニア – 紋章を切り抜いた国旗の物語(後編)
低かった戦後の東欧国境 いささか皮肉な見方かもしれないが、現代史において、最も国境が低かったのは、戦後の東欧圏ではなかったか。 70年代以降、東欧に限らず、大小の覇権国による対外侵攻はあとを絶たなかった。1983年のグレナダや89年のパナマへのア... -
国旗についての物語
ルーマニア – 紋章を切り抜いた国旗の物語(中編)
1989年以降、現在のルーマニア国旗 冷戦の終結で唯一、武力を用いた革命 話を20年前に戻そう。1989年11月9日、ベルリンの壁が崩壊し、それと前後して東ヨーロッパ各国の共産党政権が民主化ドミノにさらされて次々と倒れたとの情報がルーマニアにも伝わって... -
国旗についての物語
ルーマニア – 紋章を切り抜いた国旗の物語(前編)
1965~89年までのルーマニアの国旗。 1889年に独裁者チャウシェスクを追放した革命から20周年になったことを記念して、2009年12月21日に首都ブカレシュティ(英語ではブカレスト)で、さらなる改革を求めて開催されたデモでは、20年前に社会主義を象徴して...
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