ガボン共和国

ガボン共和国の国旗
首都リーブルヴィル
言語フランス語
人口1,475,000人(2008)
面積267,667km²

解説

旧フランス領赤道アフリカの一員。

フランスやフランスの海外領土からの解放奴隷が戻って建てた国であることを、首都名のリーブルビル(自由の町)が示している。1960年に独立。

ノーベル平和賞を受賞したシュバイツァー医師の数十年に及ぶ医療活動は、この国の西海岸に近いランバレネでのことだ。

この旗のデザインは、そのシュバイツァーの著書『水と原生林のはざまにて』からヒントを得たともいわれる。

すなわち、緑は密林、黄色は太陽、青は海を表わしている。

1959年に考案されたこの国の最初の旗は、現在の旗の左上隅(カントン)にフランスの三色旗がついたものだったが、独立とともにこれが取り除かれた。

石油やマンガン、ウランなどの鉱物資源と木材を産し、一人当たりのGNIが7370ドル(2009年、世銀)であり、ブラック・アフリカ隋一の豊かな国とされるが、GNPの75%が国民のわずか2%に偏在していることが問題とされている。