アルジェリア民主人民共和国

アルジェリア民主人民共和国の国旗
首都アルジェ
言語アラビア語
人口34,895,000人(2008)
面積2,381,740km²

解説

地中海に面する北アフリカのイスラム教国で、南部はサハラ砂漠。

オルレアン朝ルイ・フィリップの治下、1830年にフランス領となり、130年にわたる対仏抗争の末、1962年3月の「エビアン協定」により、7月に独立。

国旗となったこの旗はその闘争の旗印だった。

民族運動の際に用いられたという記述が1925年の記録にある。

独立とともに政府は、各国語で国旗を詳しく説明したパンフレットを作成した。

赤と緑の色は、光学上の波長を数値で規定してある。

このような規定は他に例を見ない。

イスラムのシンボルである三日月の形や星との位置関係など、幾何学的作図法が細密にわたって規定されている。

他の同じような三日月と星に比べ、月の先端がやや長く伸びているのは、幸運のしるしだという説もある。

緑は繁栄、白は平和を表わしている。1962年、憲法で制定。