チャド共和国

チャド共和国の国旗
首都ンジャメナ
言語フランス語、アラビア語
人口11,206,000人(2008)
面積1,284,000km²

解説

いわゆる「ブラック・アフリカ」最北端の内陸国。

国名は、国の南西部にある湖で、チャド、ナイジェリアカメルーンの3カ国に接するチャド湖に由来。

国旗は旧宗主国との結びつきを強調したデザインで、フランス三色旗の中央を黄色にしたもの。

同じくフランス国旗の影響でできたルーマニアの国旗と同じ図柄である。

チャドの独立当時は、ルーマニア国旗には社会主義国らしい紋章がついていたが、1989年の政変で紋章が消え、チャドと同じ図柄となった。

加えて、モルドバは国内では通常、紋章抜きのこれと同じ旗を用いているし、フランススペインに囲まれたアンドラの国旗も、中央に紋章をつけただけでよく似ている。

青は空と、未来に託した希望と願望を表わし、黄は太陽と砂漠と地下資源を、赤は勤労精神と発展を表わす。1959年に制定。