コンゴ共和国

コンゴ共和国の国旗
首都ブラザヴィル
言語フランス語
人口3,683,000人(2008)
面積342,000km²

解説

旧フランス領コンゴ。

旧ベルギー領コンゴ(現ザイール)の西に位置する。

1960年8月15日に独立し、緑黄赤の斜三色旗。

すなわち現在の国旗と同じ旗を国旗として採択した。

3色はアフリカ諸国の国旗に共通の色。

連帯と将来の統一を理想としていることを表わしている。

ところが、1969年に親ソ政権が成立し、翌年にコンゴ人民共和国となり、国旗もソ連国旗とよく似た赤旗に変わって、左上部(カントン)にソ連との親密な国であることを示すハンマーと鋤の紋章をつけたものになった。

この時の国旗の赤は人民革命を、星はソ連圏諸国との連帯を、ハンマーは工場労働者を、鋤は農民を表わしていた。

1991年のソ連崩壊と前後して、親ソ政権が倒れ、国名も国旗も以前のものに戻った。

緑は希望と豊かな森林資源を、黄色は誠実・寛大・誇りを、赤は成年の熱意を表わしている。