首都 | ダカール |
言語 | フランス語 |
人口 | 12,534,000人(2008) |
面積 | 196,190km² |
解説
フランスの植民地であったセネガルは、1960年6月、現在のマリ共和国とともに、マリ連邦の名で独立した。
しかし、同連邦は大西洋に面した沿岸部と、サバンナ気候や乾燥地帯の内陸部との関係が上手くゆかず、親仏の色濃いサンゴール大統領と彼の率いるUPS(セネガル進歩同盟)は、わずか2ヵ月後の同年8月、マリ連邦からセネガルを分離させ、セネガル共和国となった。
国旗の中央の緑の星は、そのUPSの党章に由来するもの。
緑黄赤の縦3色の配列は今でもマリの国旗と全く同じであり、かつての盟邦関係を示している。
また、この3色は、いつの日かの〈アフリカ統一〉の理想を象徴しているといわれ、アフリカの多くの国旗に共通の色。
セネガル国旗の緑は農業と希望、黄色は富、赤は独立のための血、苦難、努力を象徴している。