エリトリア国

エリトリア国の国旗
首都アスマラ
言語ティグリニャ語、アラビア語
人口5,073,000人(2008)
面積121,320km²

解説

アフリカ北東部、紅海に臨む沿岸国。

イタリア領だったが、第二次世界大戦後の1952年、国連の決議でエチオピア帝国(当時)と連邦を結成、1962年には同国に吸収合併された。

以来、イスラム教徒の多いエリトリア地方で独立運動が続いたが、帝政崩壊でも果たせず、政治経済の混迷の中で、1993年、ようやく分離独立を果たした。

これによってエチオピアはアビシニア高原を中心とする内陸国となった。

国旗はその時に制定されたものだが、独立闘争を導いた人民解放戦線(EPLF)の旗に由来する。

緑は砂漠を緑化して農業を盛んにすることを、赤は長年の独立闘争で流された血(兵士16万、市民4万が死亡)を、青は紅海に臨む国であることを表わしている。

平和の象徴であるオリーブの枝と苗木が紋章。

苗木は、この国が希望に満ちた新興独立国であることを示している。

1995年末、紋章のデザインを一部修正した。