スーダン共和国

スーダン共和国の国旗
首都ハルツーム
言語アラビア語、英語
人口30,894,000人(2008)
面積1,886,068km²

解説

アフリカ東北部に位置し、わずかに紅海に臨むが、ほとんど内陸国。

約186万km²の国土は、日本の5倍、アフリカ大陸の国々の中ではアルジェリア(238万km²)、コンゴ民主共和国(235万km²)に次ぐ3番目の面積。

2011年1月に住民投票でキリスト教徒の多い南スーダンが分離独立するまでは約250万k㎡でアフリカ最大の面積だった。

国土の真ん中をナイル川が縦断する。現在の国旗は赤白黒の「アラブ統一」の3色に、イスラム教の色である緑を加えたもの。

赤は革命による犠牲者の血を、白は平和を、黒はアフリカ諸国との連帯を表わすと説明されている。

旗竿に接する緑の3角形は、他の国旗にはめったに見られない珍しいデザイン。

英仏両国のアフリカ経営をめぐる対立で名高いファッショダ(現コドク)を含むこの地方は、1899年にイギリスとエジプトの共同統治の下におかれ、独立したのは1956年。

ナイル川を表わす青を上にした、青黄緑の横三色旗(現在のガボン国旗の逆)を国旗とした。

1969年のクーデターを経て、翌1970年に制定されたのがこの国旗。