バングラデシュ人民共和国

バングラデシュ人民共和国の国旗
首都ダッカ
言語ベンガル語
人口152,221,000人(2008)
面積144,000km²

解説

1971年に厳しい独立戦争をへて独立した。
一見して「日の丸」を連想させるが、初めから「日の丸」を真似た国旗にしようとしたわけではない。
同年3月に独立を宣言した時にはこの旗の中央に黄色で国土をシルエットにしたものが描かれていた。
同年12月の第三次インド・パキスタン(印パ)戦争に勝利してバングラデシュ(「ベンガル人の国」の意)が公式に独立した当初も同様だった。
しかしその後、縫いつけて布製の旗を作ると中央部が5枚にもなり、複雑で重くなるという製作上の理由から、地図の部分を省いた。
国土の大部分はヒマラヤに発するシンダス、ブラマプトラ両河のデルタ地帯にあり、豊かな農業のさらなる発展を緑で、独立闘争での多くの犠牲者を讃えしのぶ気持ちと太陽の恵みを赤で表わしている。
円が横の20分の1竿側に寄っていて、「日の丸」よりは少し大きめである。
緑と赤を英国色彩基準などによる、特定のインクで混ぜ合わせ数字で割合を表示している珍しい国旗。