大韓民国(韓国)

大韓民国(韓国)の国旗
首都ソウル
言語韓国語
人口48,333,000人(2008)
面積98,480km²

解説

日本の開国後も李王朝の朝鮮は鎖国を続けていたが、日朝修交条規(1876年)とそれに次ぐ欧米列強との通商条約締結で国際社会と交わるようになった。
このため国旗が必要になり、各国の国旗を調べ、十数点の候補から「太極旗」と呼ばれるこの旗を採択した。
朴永孝のデザインがもととされるが、その後、幾たびか微調整が行われている。
古い東洋思想に立脚したもので、韓国の資料によれば“東洋哲学の集大成”。
中央の円は太極(宇宙)を表わし、全てのものの統一と一体性を、巴は陽(赤)と陰(青)、すなわち、積極と消極、善と悪、男と女、昼と夜、太陽と月…といった、ものの二重性を表わしている。
四隅のしるしは、易学に基づくもので、左上が乾、左下が坤、右上が坎、右下が離と読み、東西南北、春夏秋冬、父母兄弟など、4つの併存し、調和を保つものの組み合わせ。
1910年の日韓併合によってこの旗は消滅したが、1945年の独立で光復(独立回復)で復活した。