シンガポール共和国

シンガポール共和国の国旗
首都シンガポール
言語英語、マレー語、標準中国語(北京語)、タミル語
人口4,737,000人(2008)
面積707.1km²

解説

マレー半島の先端、狭い海峡を挟んでマレーシアのジョホールバルと対峙する島国。
中国人を中心に、マレー系、インド系、英国系などの国民から成る。

1960年代後半からの清潔な都市づくり運動で、市街地の雰囲気が一変し、交通、運輸、通称、金融を中心とした、その後の急速な経済成長で豊かな都市国家となった。
古くから貿易中継港として栄えたが、1867年以来、イギリスの支配に属し、第二次世界大戦では日本軍に占領された。
1955年にイギリスの自治領となり、1963年、マレーシアを構成するひとつの州として独立した。
しかし、2年後には分離して、単独の共和国となった。
この旗はこの時に国旗となったものだが、もともとマレーシア構成時のシンガポール州旗だったもの。
赤は友愛と平等を、白は純潔と高い徳性を表わしたもの。
州旗としてできたころはともかく、今では三日月はイスラムのシンボルとしてではなく、民主、平和、発展、正義、平等を象徴する星と一体になって、新しい国家であることや、若さの象徴とされている。