クウェート国

クウェート国の国旗
首都クウェート
言語アラビア語
人口2,985,000人(2008)
面積17,820km²

解説

1756年、今のクウェートの王家であるサバハ家の祖サバハ1世が、ペルシャ湾の奥深いクウェート地方の支配者になった。
19世紀末にイギリスの保護下となる。
1961年、独立国となり、湾岸戦争ではイラクの侵略に屈したが、産油国の国民として国民の大多数は世界有数の豊かな経済を享受している。
4色はアラブ・イスラム教諸国の国旗に共通のものであり、緑は繁栄、白は純潔と高貴さ、赤は勇気と聖戦での流血、黒は戦場とそこでクウェート騎士の上げる砂煙を表わす。
また、4つの色はイスラム教初期の4代のカリフの色といわれ、さらに緑はファティマ王朝、白は4代のカリフ、黒はアッバス王朝、赤はアラブの血縁を表わすという説明もあり、17世紀にバグダッドで活躍した詩人がそれぞれを讃えた詩に基づくとの説もある。
台形が旗竿側にあるのは、かつての友邦イラク王国の国旗にヒントを得たとされる。
1962年制定。