台湾(中華民国)

台湾(中華民国)の国旗
首都***
言語中国語
人口23,146,000人(2010)
面積35,980km²

解説

1906年、辛亥革命を導いた孫文が考案したとされる「青天白日満地紅旗」、略して「青天白日旗」と呼ばれる。
この旗が正式に国旗として制定されたのは1928年。
今でこそ台湾と周辺の島々だけの旗となったが、日本との戦争の時期を含め、かつては大陸全土に翻っていたし、世界で最も知られた国旗のひとつだった。
白い太陽の12の光芒は午前・午後の各12時間を表わし、たゆみない進歩の精神を表わしている。
青白赤の3色は孫文の唱えた「三民主義」、すなわち、民族の独立(民族主義)、民権の伸長(民権主義)、民生の安定(民生主義)を表わし、赤は民族主義と自由と犠牲を、青は民権主義と平等と正義を、白は民生主義と友愛と正直を表わしている。
太陽は公平さ、12の光芒は十二支、赤は自由と献身を表わす。
オリンピックにはChinese Taipeiの名で、国花である梅を中心に、五輪などの付いた特別の旗で参加する。
我が国は1972年に国交を断絶したが、台湾からは台北経済文化代表処、日本からは交流協会が互いの首都を中心に事実上、大使館や総領事館と同様の活動をしている。
東日本大震災(2011)に際しては、世界最大の約200億円にわたる義捐金を届けた、現在、正式な国交を持つのは23カ国にすぎないが、日本にとっては安全保障、通商、防疫上、重要な「南の隣国」である。