チェコ共和国

チェコ共和国の国旗
首都プラハ
言語チェコ語
人口10,369,000人(2008)
面積78,866km²

解説

赤地に銀のライオンという、9世紀頃栄えたモラビア帝国の紋章に由来。

銀は紋章学的には白で代行する。

チェコは13、14世紀には大いに栄えたが、1620年、“白い山の戦い”でオーストリア軍に敗れ、同国に吸収され、第一次世界大戦でオーストリアが敗れるまでその状態が続いた。

1919年のベルサイユ会議で、スロバキア地方を合わせてチェコスロバキアとして独立。

翌年、詩人、ヴィクトル・ディクの提案で、スロバキアの紋章から青を取り、この国旗が制定された。

しかし、1993年1月、スロバキアと分離し、この旗はチェコだけの国旗となった。

3色は、ロシア、旧ユーゴなどの旗にも見られるように、汎スラブ主義の共通の色。

初代大統領は、人権団体「憲章77」や1989年の「市民フォーラム」にも参加した、反体制派の劇作家ハベルである。