ポルトガル共和国

ポルトガル共和国の国旗
首都リスボン
言語ポルトガル語、ミランダ語
人口約10,640,000人(2009)
面積91,985km²

解説

8世紀の初め、イベリア半島のキリスト教徒はイスラム教徒に屈したが、1139年、アルフォンゾ1世がイスラム教徒の五つの連合軍を破り、ポルトガルを建国した。

紋章の中央にある青い5個の楯はそれを記念したものであり、白い5つの点はキリストの受難を表わしている。

7つの城は、1252年にアルフォンゾ3世がカスチラ(後のスペイン)の王女と結婚した時の記念であり、イスラム教徒と戦った7つの城を表わす。

天球儀は宇宙と、“ポルトガル人によって啓かれた世界地理学”を表わす。

ポルトガルは近年まで、本国の数倍もの海外領土をもっていた。

1910年の十月革命で王制から共和制に変わった時、紋章はそのままに、それまでの青と白の二色旗が、赤と緑の二色旗に変わった。

緑は希望、赤は十月革命の血を表わす。