リヒテンシュタイン公国

リヒテンシュタイン公国の国旗
首都ファドゥーツ
言語ドイツ語
人口34,761人(2009)
面積160km²

解説

モナコ、サンマリノ、バチカンなど、ヨーロッパの極小国の国旗の多くは二色旗である。

紋章がつくのが普通だが、リヒテンシュタインの場合は青と赤の二色旗で、公爵の位を示す冠がついている。

スイスとオーストリアとの国境にある、面積約160k㎡は宮古島や小豆島程度。人口は約3.5万、首都のファドゥーツと言えども5千人に過ぎない。

第一次、第二次世界大戦でドイツに占領された経験から軍隊を廃止したが、戦後は、軍事・外交・通貨をスイスに委託した。

だが、スイスとは違い、リヒテンシュタインは1990年、国連に加盟した。

この旗の起源は1719年の公国成立の頃にさかのぼるが、1921年10月の憲法で明確に旗を規定している。