モナコ公国

モナコ公国の国旗
首都モナコ
言語フランス語
人口32,270人(2004)
面積1.95km²

解説

第2の小国モナコはカジノ、自動車レース、ハリウッド・スターであるグレース・ケリーを妃として射止めた大公レーニエⅢ世などで華やいだ話題に事欠かない国。

加えて、2011年7月にはアルベール2世公(53)と、南アフリカの元五輪水泳選手、チャーリーン・ウィットストックさん(33)の結婚式がモナコ公宮殿で執り行われ、世界の注目と羨望を浴びた。

「世紀の結婚式」と呼ばれたアルベール公の両親の結婚式から55年。

モナコには「21世紀のシンデレラ」が誕生し、国民は再び祝賀気分に沸いた。

モナコの国旗はインドネシアの国旗と全く同じ。インドネシア国旗がなぜモナコと同じ旗になったかについての公式発表はないが、単なる偶然にすぎないといえよう。

世界には、他にも、ルーマニアとチャドのように国旗が同じというものもあれば、さらに州旗や団体旗を含めれば、同じ旗というのは珍しくない。

このモナコ国旗についての公式な記録はないが、赤と白はこの国のグリマルジー公家の色で、1297年、ジェノバに都を築いて王となったフランソア・グリマルジー以来のもの。

同公国の紋章は赤と白のチェック模様で、国旗はその紋章から色をとったもの。

シャルル3世時代の1881年4月4日付の法律で、国旗と王旗、そしてその製造法から使い方までが定められ、この旗が正式にモナコの国旗として認められるようになった。