首都 | ウィーン |
言語 | ドイツ語 |
人口 | 8,364,000人(2008) |
面積 | 83,870km² |
解説
第3回十字軍遠征の際の1192年、レオポルド・ヘンデンサム公が、異教徒であるイスラム教徒と戦ったときに勇戦し、返り血を浴びて、純白の陣羽織がベルトの部分を除いて真っ赤に染まったという。
国旗はその故事に由来している。
オーストリアは近世史の主役を演じてきた列強の一つ。
ワグナー(楽劇のワグナーとは別人)は、「双頭の鷲の旗の下に」という世界的に有名なマーチを作曲して、ハプスブルク家の統治するオーストリア帝国を讃えた。
事実、その時代のオーストリアの旗は、双頭のワシの紋章をつけていた。
ハンガリーとの二重帝国時代(1867~1918)には、その旗と、ハンガリーの赤白緑の旗とを横長につなげて国旗とした。
双頭の紋章は1945年5月以来、単頭となり、政府旗にはこの単頭の紋章をつけ加えることになっている。