ハンガリー共和国

ハンガリー共和国の国旗
首都ブダペスト(ブダペシュト)
言語ハンガリー語(マジャル語)
人口9,993,000人(2008)
面積93,030km²

解説

周辺のドイツ系やスラブ系の国々の中にあって、ハンガリーはアジア系のマジャール族が定着して建てた国である。

1557年の絵にすでに現在の三色旗が描かれているというが、古くはワシのしるしの旗を用い、その後は赤旗となり、13世紀から赤と白の旗になった。

緑がいつから加わったかは不明。17世紀末にはオーストリアの支配下になったが、独立運動は18世紀から盛んになり、民族の英雄コシュートによる1848年の独立戦争では、この三色旗が掲げられた。

1867年から、第一次世界大戦が終了する1918年まで、ハンガリーはオーストリアとの二重帝国となり、国旗は今の両国旗をつなぎ合わせたものであった。1949年、人民共和国となったときには、現在の国旗の中央にハンマーと小麦の紋章をつけたが、1956年のハンガリー動乱の後、取り除かれた。